①特集1 令和8年度 施政方針  令和8年2月24 日開会の高島市議会3月定例会で、今城市長が示した施政方針をお知らせします。  昨年2月に市長に就任させていただき、1年が過ぎたところですが、この間、私は市民の皆さまの切実な声や、市外から本市に関わっていただいている方々の意見などに耳を傾け、本市が抱える課題と、それ以上に眠っている高島市の魅力と無限の可能性を肌で感じてきました。  高島市の可能性を生かすための新しい取り組みを立ち上げるとともに、これまでに築き上げられてきたさまざまな取り組みを新しいステージへと進めるなど、これまでの対話を形へと変え、高島の新しい時代を切り拓く決意です。そのためには、市政運営において、次の3点を重視していきます。  1点目は、高島市の魅力と可能性を認識し、これらを大切にしながら生かすという意識を、組織全体でより一層高めていくということです。このために、市役所内での積極的な議論や研修などを取り入れます。  2点目は、市民や民間の団体、事業体と行政が一緒になり、それぞれが持つノウハウや強みを足し合わせて、新しい価値を創り上げていく「官民共創」の取り組みによるまちづくりです。このためには、市役所の外へと積極的につながる動きと、民間の力を生かすための創意工夫を市の組織全体として進めていきます。  3点目は、県や国とのつながりを強化することです。高島市の厳しい財政状況を踏まえると、県や国の施策を最大限活用する必要があります。このために、県や国との連携をより一層進めていきたいと考えます。  そのうえで、市政運営にあたって掲げている「若者と子育て世代を引きつけ、人口減少に打ち勝つまちづくり」と「健康で生涯活躍できる安全安心なまちづくり」という2つの大きな政策目標を達成するため、次に掲げる「新しい高島をつくる7つのビジョン」を羅針盤として、具現化に向けた施策を推進します。 ■7つのビジョン ①仕事をする人、暮らす人でにぎわうまちづくり  地域資源を活用したり、仕事を創り出したりするなど、高島の活力を生むのは人です。都市部の人材を呼び込む「地域おこし協力隊」を積極的に募集し、新たな視点でまちづくりに参画していただくとともに、市内で活動しながら定住いただけるような伴走型支援を強化します。  このビジョンの達成のためには、都市部から高島市への新たな人の流れをつくる必要があります。空き家を「地域のにぎわいの場」へと転換するモデルづくりとしてモデル集落を選定し、サテライトオフィスや学生の学びの場として産官学の共創で再生する取り組みを進めます。  そして、高島の雄大な自然環境や森林についても、新たな可能性を生かしてにぎわいを生み出す取り組みを官民共創によって進めたいと考えています。令和8年度は、森林サービス産業創出事業による企業の森の誘致や、たいさんじ活性化事業および針畑地域活性化事業などに取り組みます。  企業誘致については、一層推進しなければならないと考えています。県による産業用地開発事業などのチャンスを生かし、積極的な営業による企業誘致を促進します。 ②経済効果を高める観光まちづくり  「たかしま観光ビジョン」の実践フェーズとして、観光に関係する各団体とのワークショップを重ねて、現場からの提案を、市全体の観光の仕組みづくりにつなげていきます。  まずは、本年1月から放送中の大河ドラマ『豊臣兄弟!』を絶好の機会と捉え、ゆかりの地を巡るイベントや情報発信を強化します。歴史資源を観光素材とした誘客を促進し、地域経済を潤す観光消費へとつなげていきます。  次に、公共交通機関を利用した観光を推進するため、近江今津駅周辺地域について、観光客を迎える玄関口としての魅力を高めるまちづくりを官民共創で進めます。あわせて、市内最大のスポーツ施設である今津総合運動公園を中心に、官民共創によるスポーツを軸とした地域づくりを検討します。  また、ツーリズムの拠点となる既存施設の改修を計画的に進めるとともに、メタセコイア並木の観光客による渋滞解消や衛生環境の向上を目的とした周辺環境の整備を進めます。 ③活力ある強い産業を育むまちづくり  「発酵のまちづくり」をブランド化するための「発酵のまちづくり推進事業」に取り組むなど、地場産業の付加価値を高めていきます。  農業では、安定生産と信頼性を両立させた次世代モデルをつくるための有機農業推進事業を実施するとともに、オーガニックビレッジ宣言を目指します。  新規就農者には、住居支援や、50代・60代の挑戦を支える支援金を新設します。アグリサポート高島と連携した研修農場の創出など、担い手を確保するための新しい取り組みを進めます。  深刻な農業被害をもたらしているニホンザルについては、個体数調整を計画よりも前倒しして進めます。  また、市内企業の設備投資や雇用の増進を引き続き支援し、市内での新規創業を推進することで、地域産業全般の振興を図り、持続可能な経済発展を目指します。 ④恵まれた子育て、教育環境で未来を担う人づくり  組織改編で「(仮称)母子保健課」を新設し、妊娠期から若者まで切れ目のない支援を強化します。そして「こども誰でも通園制度」の無償化を市独自の施策として実施します。学童保育の安定運営や、ペアレントトレーニングによる保護者支援も新たに開始します。  教育現場では、支援員や指導員を増員し、一人ひとりに寄り添う教育を実践します。また、安曇小学校のトイレ改修を前倒しして実施するとともに、マキノ地域では、地域産木材をはじめとする木材をふんだんに使用するなど環境に配慮した魅力的な新校舎整備を進めます。  学校給食については、物価高騰の中でも予算を増額して「高島市内の農産物を使用したおいしい給食」を維持し、子どもたちの健やかな成長を支えます。  不足している保育人材については、保育人材の確保と定着に取り組むための各種支援策を引き続き推進します。 ⑤人と人がつながり、健康で生涯活躍できるまちづくり  複雑化する福祉ニーズに対し「重層的支援」を深化させるとともに、認知症や障がいのある方への権利擁護を強化します。  「団塊の世代」が後期高齢者となる中、第10期介護保険事業計画を策定します。不足している介護人材については、市内介護サービス事業所などの人材確保と定着促進への各種支援策を引き続き推進します。  厳しい経営状態となっている病院事業では経営の健全化を加速させつつ、陽光の里の一部を「介護医療院」へ転換し、医療・介護・在宅が一体となった安心の体制を築きます。  また、地域で安心して医療サービスを受けられるまちづくりを実現する必要があります。各医療機関の特性を生かした官民共創による地域医療の連携体制づくりの検討を始めます。  市民の移動手段の確保は、運転免許の返納が進む中でますます重要性が高まっています。持続可能な移動サービスの提供に向けて、ライドシェアの試行など、地域のニーズに合った新たな交通システムの検討を官民共創で進めます。  JR湖西線も市民の移動手段として極めて重要です。強風対策をはじめとした利便性の向上と利用促進について、外部有識者を含めた検討会議を新たに設置し、対策に向けたより実現性のある提案づくりを進めます。 ⑥さまざまな災害に備える防災システムづくり  救急・救出活動の迅速化を図るため、119番通報の際に通報者のスマートフォンのカメラ映像をリアルタイムで消防本部へ伝送する「映像通報システム」を導入します。これによって、1分1秒を争う救命活動の精度を飛躍的に高めていきます。  ハード面では、消防ポンプ車の計画的な更新などを行い、消防力を着実に強化します。また、河川改修や急傾斜地対策などのインフラ強靭化を推進します。地域防災の要である「自助・共助」の取り組みにおいては、要支援者一人ひとりに最適な避難方法を定める「個別避難計画」やマイ・タイムラインなどの作成および防災出前講座などの実施を引き続いて推進することによって、誰一人取り残さない避難体制づくりを進めます。  あわせて、自主防災組織を育成・強化しながら、防災資機材などの整備を支援します。  また、重要港湾である敦賀港と滋賀県そして京阪神を結ぶ最短ルートである国道161号については、想定されている南海トラフ地震や琵琶湖西岸断層帯地震などの大規模災害時において、救援物資の輸送を含めた防災の機能を果たすため、人の流れや物流の活性化によって本市の経済を発展させるためにも、敦賀市へのアクセスの向上が欠かせないことから、安曇川地区の立体化早期開通などとあわせて、官民一緒になって国や県へ強力に働きかけます。 ⑦高島らしい環境、文化、歴史に恵まれたまちづくり  一般廃棄物を伊賀市へ運搬している状態を解消し、高島市での適切な処理体制をつくることによって、環境と私たちの日々の暮らしが共生していくための環境センターとしての役割を果たせるように、泰山寺(たいさんじ)の環境や景観に配慮しながら、新たなごみ処理施設の整備を進めます。  また、県内でも特筆すべき良好な自然環境や景観を有している本市の琵琶湖岸について、市民、有識者で構成されている未来へ誇れる環境づくり推進委員会、企業などとともに、保全と活用を官民共創で持続的に行っていく仕組みづくりを進めます。  さらに、令和8年度には「環境基本計画」の改訂を行い、これまでの10年間で大きく変化した社会情勢や本市の優れた環境を踏まえて、次の10年間における環境対策の方針を策定します。  あわせて、重要文化的景観の整備と活用をはじめ、文化財の調査、保存、展示および情報発信を行い、地域の歴史的価値を未来へ継承する取り組みを進めます。  7つのビジョンそれぞれについての主な施策を申し上げましたが、それらの施策一つ一つが、「人口減少に打ち勝つ力」となり、市民の安全安心な暮らしにつながると考えています。  このような施策の推進も含め、市民の皆さま、各種団体や民間事業者の皆さま、市議会の皆さま、そして私たち市役所の執行部が力やノウハウを出し合い、次世代に誇れる高島を共に創り上げる喜びを分かち合うことができれば、これほど素晴らしいことはありません。  令和8年度の市政運営について、市議会議員の皆さまと市民の皆さまに、より一層のお力とご指導を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 □問 秘書課  電話番号(25)8415 ②特集2 長期財政計画を改訂 これからどうなる? 高島市のお財布事情  長期財政計画は、将来の財政見通しを可能な限り明らかにし、将来に責任が持てる持続可能な高島市の実現に向けて健全な財政運営を行うための指針とするものです。  直近では、令和4年3月に長期財政計画を策定していましたが、令和6年度で合併特例債が終了したことや、近年、物価が高騰していること、また、新ごみ処理施設の整備をはじめとする大規模事業が控えていることなど、令和3年度との状況に変化が生じているため、今回改訂を行いました。 ■長期財政計画 【計画期間】  令和7~ 16 年度(10 年間) 【対象会計】  一般会計 【改定年月】  令和8年2月 ■今後、入ってくるお金はどうなるの?(歳入)  歳入の見込みは、第3期高島市総合戦略での人口ビジョンやこれまでの実績などから推計しています。  特に、地方交付税は、令和6年度で終了した合併特例債の返済額(7割が交付税として補填)が減少していくことから、令和10年度以降減少することが見込まれます。 ▼合併特例債とは  合併した自治体が使える有利な借金のこと。返済額の約7割が国から交付税として補填されるため、実質的な負担が非常に少ない制度。高島市は令和6年度で終了。 ▼地方交付税とは  自治体ごとの税収格差を埋め、どこに住んでも一定の行政サービスを提供できるよう国から交付されるお金。 ■出ていくお金はどうなっていくの?(歳出)  歳出の見込みは、今後も多くの費用が必要となり、これまで積み立てた基金(貯金)を大きく取り崩さなければ財政運営ができない状況となります。  ●人件費の上昇  ●物価の高騰  ●扶助費(社会保障など)などの義務的経費の増加  ●公共施設の長寿命化工事  ●老朽化している橋梁や道路の維持補修などのインフラ整備  ●新ごみ処理施設の整備などの大規模事業  ●病院事業会計への繰出金 ■行財政改革が進まなければどうなるの?  収支の不足に対しては、市の貯金である財政調整基金を取り崩して財政運営を行っています。  行財政改革の取り組みを着実に進めなければ、計画期間中に財政調整基金残高がゼロとなり、起債もできないため、収支不足が補えなくなる見込みです。行財政改革が進まなければ令和12 年度に財政調整基金は0円になります。 ■収支不足にならないために何をするの?  計画期間中の財政運営の主な取り組みは次のとおりです。 ▼物件費の抑制(備品購入費や委託料など)  公共施設の再編のほか、各事務事業について、必要性や効果を検証し、徹底した見直しを行い、物件費を抑制します。  ≪削減目標≫ 【通常分の見直し】令和9年度から毎年度2%減 【公共施設の再編による削減】毎年度 5000万円減 公共施設の再編とは  統合・売却・譲渡するなどによって、公共施設の量を減らすことです。令和16 年度までの10 年間で20%の床面積を削減することが避けられない状況です。 ▼維持補修費の抑制(施設の維持補修など)  公共施設の再編を進め維持補修費を抑制します。  ≪削減目標≫  令和9年度から毎年度2%減 ▼補助費などの抑制(補助金や負担金など)  補助金の公益上の必要性や効果などについて、全庁的に検証・見直しを行い、補助費などを抑制します。  ≪削減目標≫  令和9年度から毎年度2%減 ▼人件費の抑制(職員の給与など)  事業見直しや公共施設の再編などを推進することで、人件費総額を抑制します。  ≪削減目標≫  令和9年度から毎年度 2500万円減 ▼基金の活用  財政調整基金は、不測の事態の財政需要に備えるため、一定額を確保します。  地方債償還のピークは令和9年度を見込んでいて、多額の償還が必要となる令和8年度から令和10 年度にその財源として減債基金を活用します。  新ごみ処理施設やマキノ地域小学校統合施設整備といった大規模事業には、これまで積み立ててきた公共施設整備基金や教育施設整備基金を活用します。 ■行財政改革を着実に推進すればどうなるの?(長期財政の見通し)  新たな財政運営の取り組みを行い、歳入歳出差引額で約2億円の黒字化を目指します。 ■財政運営の健全化のために  平成17年の高島市発足以降、財政健全化のため行財政改革に取り組み、不要不急の事業見直しなどによって、財源を捻出して基金積み立てを行ってきました。また併せて、地方債の繰り上げ償還などにも取り組んだことで、実質公債費比率や将来負担比率などの財政指標は大きく改善しました。  一方で、今後の見通しとして、歳入では、令和6年度に合併特例債が発行期限を迎えたことから地方交付税の減収が見込まれています。  また、歳出では、人件費の上昇、物価の高騰、扶助費など義務的経費の増加、公共施設の長寿命化工事をはじめ老朽化している橋梁や道路の維持補修などのインフラ整備、さらには、新ごみ処理施設の整備、マキノ地域小学校統合施設整備事業など、多額の費用が必要となり、これまで積み立てた基金を大きく取り崩さなければ財政運営ができない状況となります。  これらのことから、公共施設再編計画に基づく取り組みをはじめとする行財政改革を着実に進めなければ、令和12年度末には財政調整基金は底をつき、収支不足となる見込みです。 持続可能な自治体運営を行うには、部局間の連携による効率化、さらには官民共創によるまちづくりを推進するとともに、行財政改革のさらなる徹底を図り、一層厳しい事業の取捨選択を行う必要があります。  また、施策推進にあたっては、最少の経費で最大の効果を上げるために、職員一人ひとりが高いコスト意識を持ち、社会情勢の変化に機敏に対応し、地域や市民との役割分担、民間活力などを生かしながら、財政運営の健全化を目指します。 □問 財政課  電話番号(25)8111 ③4月から「こども誰でも通園制度」をスタートします  全ての子育て家庭を支援するため、市では4月1日から「高島市乳児等(とう)通園支援事業(高島市こども誰でも通園制度)」を実施します。  保護者の働き方などに関わらず利用でき、子どもの良質な成育環境を整えるための制度です。 ▼実施場所  静里なのはな園 ▼実施時間  月~金 9時~ 12 時(3時間) ▼利用対象  認定こども園などに通っていない、生後6か月~3歳未満の乳幼児 ▼利用方法  子ども1人当たり月10 時間の枠内で、時間単位で柔軟に利用可能 ▼利用定員1時間当たり  0歳児:2人 1歳児:4人 2歳児:5人 ▼利用料金  無料 ※市外の方が利用する場合は、1時間当たり300円 □問 幼児保育課  電話番号(25)8037 ④4月から介護医療院 陽光の里 開設  4月1日から、介護老人保健施設 陽光の里の一部を転換し、介護医療院 陽光の里を開設します。これによって、それまで医療的ケアのため市外の施設に入所していた要介護高齢者が、市内の施設で療養できることになります。 ▼基本理念  利用者の尊厳を大切にし、地域に根ざした自立支援施設として、明るく家庭的な雰囲気のもとで生活機能の維持・向上を応援します。 ▼施設の特徴  ・医療的ケアと介護の両方を必要とされる要介護高齢者の長期療養や生活のための施設です。・一般撮影装置を設置しています。(レントゲン撮影が可能)・多床室に間仕切りを設置しプライバシーに配慮した居室になっています。 ▼定員  40人 ▼キャッチフレーズ  自分らしく生きる 安心の場所 □問 介護老人保健施設 陽光の里  電話番号(36)1220 ⑤後期高齢者医療制度の被保険者の皆さんへ 令和8・9年度の後期高齢者医療制度の保険料率を改定します  医療費に見合う保険料収入を確保し、制度の健全な運営を維持するため、4月1日から保険料率を改定します。 ■令和8・9年度の保険料率(年額) 【医療分 現行】 所得割率 9.56% 均等割額 48,604円 上限額 80万円 【医療分 改定後】 所得割率 10.13% 均等割額 55,380円 上限額 85万円 【子ども・子育て支援金分 改定後】 所得割率 0.25% 均等割額 1,340円 上限額 2. 1万円 【医療分 改定後】 所得割率 10.38% 均等割額 56,720円 上限額 87.1万円 所得割額は(総所得金額など-43万円)×所得割率です。 ※1 総所得金額などとは、前年中の総所得金額、山林所得、分離課税の土地・建物・株式などの譲渡所得金額などの合計をいいます。 ※2 合計所得金額が2, 400万円以下の場合 ※3 子ども・子育て支援金分については、令和8 年度の所得割率・均等割額・上限額となります。令和9年度分は令和8年度中に決定予定。 ■令和8年度の均等割額が軽減される場合  世帯主と被保険者全員の所得が一定以下の方は、世帯の所得水準に合わせて、均等割額が軽減されます。  ※65 歳以上の方の公的年金などの所得については、15 万円を引いた額で判定します。 ▼被保険者とその世帯の世帯主の総所得金額などが、次の計算式の額を超えない方  ただし、年金・給与所得者の数は、令和7 年中の公的年金などの収入額が65 歳未満で60 万円、65 歳以上で125 万円を超える方または、給与収入が55 万円を超える方が該当します。 ・7 割軽減される方(令和8・9年度の医療分のみ7.2 割軽減が適用)  43 万円+10 万円×(年金・給与所得者の数-1) ・5 割軽減される方  43 万円+(31 万円×世帯の被保険者数)+10 万円×(年金・給与所得者の数-1) ・2 割軽減される方  43 万円+(57 万円×世帯の被保険者数)+10 万円×(年金・給与所得者の数-1)    新しい保険料の額は、7月にそれぞれの方に郵便でお知らせします。広域連合のweb サイトでも保険料額の試算ができます。 □問 保険年金課  電話番号(25)8137    滋賀県後期高齢者医療広域連合  電話番号077(522)3013 ⑥知っていますか?軽自動車税の減免制度  心身に障がいのある方で要件(4月1日の状況)に該当する場合は、申請することで軽自動車税(種別割)の減免制度を利用することができます。なお、令和7年度に減免を受けられた方には、現況報告書を3月下旬に送付しています。 ■申請期間  4月1日(水)~6月1日(月) ■申請方法 1.令和7年度に減免を受けられた方  ①前年度から車両や障がいの程度などに変更がない方は、現況報告書の提出(返信用はがき)または電子申請をしてください。  ②前年度から車両や障害の程度などに変更があった方は、現況報告書の提出(返信用はがき)または電子申請と、新規申請と同様の手続きが必要です。 2.新規申請および前年度から変更があった方  次の物を用意して窓口で手続きをしてください。5項目あります。  ・減免申請書(税務課・各支所で受け取りまたはホームページからダウンロード)  ・身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳  ・運転免許証(本人が運転しない場合は、同一生計の方の運転免許証)  ・自動車検査証または電子自動車検査証と自動車検査証記録事項  ・マイナンバーカード ■申請先 税務課 または 各支所 ■減免の対象となる車両の状況 ①18 歳以上の身体障がい者の場合、所有者は本人、運転者は本人・同一生計の方 ②18 歳未満の身体障がい者の場合、所有者・運転者ともに同一生計の方 ③知的障がい者・精神障がい者の場合、所有者・運転者ともに本人・同一生計の方 ■減免の対象となる障がいの範囲 ①視覚障害  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合1級~4級 ②聴覚障害  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合2級・3級 ③平衡機能障害  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合3級 ④音声機能障害  運転する人が身体障がい者本人の場合3級(喉頭摘出者のみ) ⑤上肢不自由  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合1級・2級 ⑥下肢不自由  運転する人が身体障がい者本人の場合1級~6級  運転する人が同一生計の方の場合1級~3級 ⑦体幹不自由  運転する人が身体障がい者本人の場合1級~3級・5 級  運転する人が同一生計の方の場合1級~3級 ⑧乳幼児期以前の非進行性脳病変による運動機能障害 上肢機能  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合1級・2級 ⑨乳幼児期以前の非進行性脳病変による運動機能障害 移動機能  運転する人が身体障がい者本人の場合1級~6級  運転する人が同一生計の方の場合1級~3級 ⑩心臓、呼吸器、じん臓、ぼうこう、直腸、小腸の機能障害  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合1級・3級 ⑪ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合1級~3級 ⑫肝臓機能障害  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合1級~3級 ⑬知的障がい者  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合、療育手帳に記載された障がいの程度が「A1(エーワン)・A2(エーツー)」の方 ⑭精神障がい者  運転する人が身体障がい者本人または同一生計の方の場合、精神障害者保健福祉手帳に記載された障害等級が1級の方 □問 税務課  電話番号(25)8116 ⑦中小企業者などに支援金を給付します!中小企業者等(とう)賃上げ対策支援金  エネルギーや物価高騰の影響によって、厳しい経営環境に直面している市内中小企業者などが、一定の賃上げに取り組む場合にその負担を軽減するため、支援金を給付します。   ▼対象  令和8年3月1日現在で、市内に事務所または事業所がある中小企業者など ▼要件(全て満たすこと) ①令和8年3月1日現在で、従業員を1人以上(事業主本人は除く)雇用し事業を行っている。 ②令和7年10月1日から令和8年9月30日までの間に、前月と比較して3.5%以上従業員の賃金を上げている。 ③事業収入が主な収入である。 ④申請時点で市税の滞納がない。 ⑤②の期間内に1か月以上、引き上げ後の賃金支給実績がある。 ⑥引き上げ後の賃金水準を1年間継続する。 ⑦公的機関から運営費や賃金の財源措置を受けていない。 ▼支給額  前月と比較して3.5%以上賃上げを行った従業員1人につき6万円(上限20人分、1事業所当たり最大120万円) ※従業員とは、中小企業者などに雇用され、市内の事業所に勤務する雇用保険加入者をいいます。 ▼申請方法  窓口または郵送 ▼申請締切  10月30日(金) □問 賃上げ対策支援金事務局  電話番号(25)8009 ⑧助成券を交付しています ■介護用品の助成券  寝たきりや認知症、心身の障がいなどのため、常時在宅で介護用品を使用している方に、介護用品の購入に使える助成券を交付しています。 ▼助成券交付額  ①市民税非課税世帯で要介護4、5の方…… 月額 5,000 円  ②3歳以上20 歳未満で障害者手帳の交付を受けている方 …… 月額 5,000 円  ③市民税非課税世帯で要支援1~要介護3の方または②以外の障害者手帳の交付を受けている方 …… 月額 3,000 円 ▼助成券で購入できる介護用品  介護用紙おむつ、尿とりパッド、清拭剤、ドライシャンプー、おしり拭き、介護シーツ、使い捨て手袋、リハビリパンツ  ※助成券は、市内の協力店でのみ使用できます。 ▼申請の方法  民生委員や市保健師、居宅介護支援事業所などで確認を受けて、高齢者支援課、障がい福祉課、各支所で申請してください。 □問 ①③に該当する方 高齢者支援課  電話番号(25)8150 ②③に該当する方 障がい福祉課  電話番号(25)8516 ■タクシー・バス、ガソリンの助成券  介護保険要介護・要支援認定を受けている方や75 歳以上で一人暮らしの方、障害者手帳の交付を受けている方などの外出を支援するため、タクシー・バス利用助成券やガソリン助成券を交付しています。 ▼対象者   市民税非課税世帯のうち、次のいずれかに該当する方  A 介護保険要介護・要支援認定者  B 75 歳以上で一人暮らしの方  C 70 歳以上の方のみの世帯およびこれに準じる世帯で生活する75 歳以上の方  D  ○身体障害者手帳所持者のうち、肢体不自由1級・2級、視覚障がい1級・2級、呼吸器機能障がい1級の方   ○療育手帳所持者のうち、A1・A2判定の方  E  ○身体障害者手帳所持者のうち、1級・2級(?に該当する方以外)の方または肢体不自由3級の方   ○精神障害者保健福祉手帳所持者のうち、1級・2級の方 ▼助成額など 《タクシー・バス利用助成券》  ABCDEの方 ………… 月額 1,000円 《ガソリン助成券》  Dの方 ………………… 月額 1,000円  Eの方 ………………… 月額 750円 ※DEの方は「タクシー・バス利用助成券」または「ガソリン助成券」のどちらかを選択できます。 ▼申請の方法  ○対象になる方は、高齢者支援課、障がい福祉課、各支所で申請してください。  ○ABCに該当する方は15ページ右下の二次元コードから申請することも可能です。  市民税世帯課税状況は、4月~6月の申請は令和7年度、7月以降は令和8年度分で判断します。助成券は、申請のあった月分から交付します。 □問 ABCに該当する方 高齢者支援課  電話番号(25)8150 DEに該当する方 障がい福祉課  電話番号(25)8516 ⑨みんなで575 ⑩お誕生おめでとう! ⑪謹んでお悔やみ申し上げます ⑫歴史散歩「運命に翻弄された戦国武将 織田(おだ)信(のぶ)澄(ずみ)」 織田信長の甥に生まれて  織田信澄(幼名・坊丸、津田七(つだしち)兵衛(べえ))は、織田信長の弟・織田信行(のぶゆき)(信(のぶ)勝(かつ))の長男として生まれました。弘(こう)治(じ)3年(1557)に父・信行は信長に対する謀反(むほん)の罪で命を落とします。遺児となった信澄は信長の命令によって、織田家家臣の柴田(しばた)勝家(かついえ)のもとで育てられました。  永禄7年(1564)、信澄は元服(げんぷく)して津田姓を名乗り、天正2年(1574)には信長の勧めによって、新庄城(新旭町)を拠点としていた磯野員(いそのかず)昌(まさ)の養子となりました。  天(てん)正(しょう)6年(1578)、員昌が信長に背いた罪で高野山に出奔(しゅっぽん)(逃げ出すこと)すると、信長は信澄に大溝(おおみぞ)城(じょう)を築かせ城主とし、高島一郡の支配を任せました。  大溝城は、安土城の対岸に位置し、長浜城や坂本城などと結ぶ交通・軍事の琵琶湖城郭ネットワークの一角を担っていました。このことからも、その出自に関わらず、信澄に対する信長からの信頼は厚かったことが分かります。信澄には、先祖伝来の太刀(たち)・脇差(わきざし)が与えられ、織田木瓜(もっこう)の紋の着用も許されたと伝わります。また、信長が正親町(おおぎまち)天皇の許可を得て行った蘭奢待(らんじゃたい)(正倉院の香木(こうぼく))の切り取りでは奉行を務め、京都御馬揃(おうまぞろ)え(軍事行進)では織田一門衆の5番目に並ぶなど、側近として重要な役割を果たしました。  その人物像については、奈良・興福寺に伝わる多聞院日記に「一段の逸物也(いちぶつなり)」と記されており、伯父・信長に似て行動力に富んだ人物であったと評されています。   運命に翻弄された生涯  天正10年(1582)、信澄は信長の三男・信孝が率いる四国遠征軍の副将として、摂津住吉(現・大阪市)に着陣しました。その最中に本能寺の変が勃発します。明智光秀の娘婿であったことから関与を疑われた信澄は、大坂城千貫(せんがん)櫓(やぐら)で襲撃を受け、自害するという悲劇的な最期を遂げました。  高島市勝野の大善寺(だいぜんじ)は、信澄が大溝城に入城する時に、日頃帰依(きえ)していた新庄村大善寺の別院として創建した寺院です。境内には慰霊碑が建てられ、命日月の6月には「信澄忌(き)」として、毎年法要が営まれています。 ■伝織田信澄白糸(しろいと)威(おどし)具足(ぐそく) 高島初上陸!!  九州・太宰府天満宮が所蔵し、織田信澄のものと伝わる甲冑が、はるばる中江藤樹・たかしまミュージアムへやってきました。太宰府を出て展示されるのは初めてです。ぜひ、この機会にミュージアムへお越しください。 【展示期間】4月7日(火)~9月27日(日) ※休館日: 月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日が休館) ※展示内容は予告なく変更になる場合があります。 □問 中江藤樹・たかしまミュージアム 電話番号(32)0330