﻿_id	認定	名称	所在地	大字	団地面積	枚数	平均勾配	保全団体	構成人数	耕作農家数	主な作付品目	地域共同の活動等	水源	法面	開発起源
1	H30	下津町方の段々畑	海南市	下津町方	6600a	-	38%	方地区地域資源保全会	75（土地改良区含）	74	温州みかん	中山間地域等直接支払交付金及び多面的機能支払交付金を活用し、農道の舗装、修繕や石垣の補修を行っている。また、近年は猪による被害が増加しているため、捕獲檻を導入するとともに、近隣の猟友会に委託し捕獲作戦を展開している。	土地改良区も構成員として加入しており、灌水設備により用水を各樹園地に供給している。	石積	江戸時代に、この地区では塩の生産、販売を行っており、その収益をもとに方地区の横山及び隣接する女良地区の山を段々畑に開墾し、本みかん（葉付みかん）の栽培を開始したのが起源とされる。
2	R3	中田の棚田	紀美野町	中田	9ha	270	25%	小川地域棚田振興協議会	27	3	水稲・小麦・山椒	　耕作放棄地が増加する「中田の棚田」において、美しい棚田を復元し、未来へつなぐ取組を実施している。　活動においては、再生後の水田利用を見越した水路修繕・法面補修及び園地整備を行っており、一部棚田において耕作の開始に至った。また、ボランティアや大学生等の活動サポーターとの協働による再生活動は、都市農村交流活動としての側面を持ち、地域の交流拠点となっている。	隣接する「梅本の棚田」を含め、霊峰・生石ヶ峰の谷水を灌漑用水として利用していたのが『竜王水』(大溝)で、現在も一部が利用されている点でも貴重な土木遺産である。	土羽	「中田村」の水田が記された最も古い文献は、応永32年（1425）年の天野社一切経会段米納日記(高野山文書)であり、当時１４町の水田が耕作されていたことが記されている。
3	H26	芋谷の棚田	橋本市　	柱本	620a	147	1月20日	柱本田園自然環境保全会	100	25	水稲・野菜・菜種・ひまわり	子どもたちとの田植え、稲刈り、生き物調査休耕田の活性化（菜種畑、ひまわり畑の耕作）芋谷川一帯の環境保全活動	芋谷川	石積	450年前
4	H26	山田原の段々畑	有田市	山田原	1600a	-	1/1.9	山田原集落	70	32	温州みかん	中山間直接支払制度を活用し農道、水路の補修や草刈りを共同で実施している。	−	石積	−
5	H28	沼の棚田・段々畑	有田川町	沼	1261a	308	1月10日	沼の農業をまもる会	15	15	ミネアサヒ、ぶどう山椒・高原トマト（桃太郎）	中山間地域等直接支払制度及び多面的機能支払制度を活用し、集落内の農道や生活道の維持管理、花などの植栽などを共同で行っている。また、平成25年度11月開催の第19回全国棚田（千枚田）サミットでは、メンバーの他地域全員でサミット参加者の現地見学のおもてなしを行った。	宮本谷川（本流）本田谷川	土羽一部ブロック	棚田開発の起源は不明であるが、江戸時代享保の時代（1716-1735）当時、この地域は南向きに拓けた地形で、良質米の定評がある米産地であったが、米作りに必要な用水が不足し、水争いが絶えなかった。父の後を継ぎ庄屋となった沼の外記右衛門が、水田の水質、面積、湧き水の状況等を考慮し、考案した「分水計口極み帳」により水争いを鎮めたという歴史が伝えられている。
6	H26	あらぎ島	有田川町	清水	230a	54	1月16日	あらぎ島景観保全保存会	6	6	米（ヤマヒカリ、ミネアサヒ、もち米、日本晴、キヌムスメ）	中山間地域等直接支払制度を活用した共同活動の他、地元小学校（八幡小）の稲作学習、JAありだ一財ふるさと開発公社主催の田植え稲刈り体験など、棚田で開催されるイベントに保存会として参加している。	湯川川（上湯用水路）	土羽石積	1655年（江戸時代初期）
7	H27	沼谷（天空）の棚田	有田川町	沼谷	124a	24	1/3.5	沼谷区	25	4	ミネアサヒ	旧清水町北東部の標高６００ｍ程度に位置していることから、地域の方々は「天空の棚田」と紹介している。平均年齢が清水町の中でも高い地区だが、限界を「元快」と書き替え、前向きに地域活動に取り組んでいる。水稲のほか、清水地域の伝統工芸品「保田紙」の原料であるコウゾを栽培し、紙すきから販売の実施や体験の受け入れも行っている。また、和歌山大学の農業農村交流サークル「アグリコ」協定を締結し、棚田の保全や地域の伝統行事による交流を継続的に実施している。	山ノ谷川	土羽一部ブロック	不明
8	R2	久野原の棚田	有田川町	久野原	32.7ha	-	5〜8%	久野原の棚田地域振興協議会	24	82	水稲	旧清水町の東部、有田川の浸食によって形成された河岸段丘に農村集落や開墾された棚田が拡がっている。これまで中山間地域等直接支払や多面的機能支払を活用し、様々な取り組みを継続してきた。常に新たな取り組みにチャレンジする風土が育まれており、令和になり施行された棚田地域振興法に基づき県内第一号で「久野原の棚田」を含む旧八幡村が指定棚田地域に指定された。その後、同法に基づく指定棚田地域振興協議会を設立、指定棚田地域振興活動計画を策定し、棚田のみならず県指定無形民俗文化財「久野原の御田舞」の保全・継承のほか都市農村交流を通じた関係人口の創出、土地改良施設の基盤整備など棚田を核とした地域の活性化に熱心に取り組んでいる。	有田川	土羽石積	有田郡山保田組（現在の有田川町清水地区）の初代大庄屋を務め、私財を投じて数多くの用水路整備や新田開発などに心血を注いだ笠松左太夫は、弁天山（有田川町久野原）では、人夫や農民に削った岩の粉一升と米一升を交換し、岩盤に水路を通す難工事を完成させたと云われているため、左太夫が活躍した1600年代中ごろにこの地域の棚田が開発されたと推察できる。
9	R2	杉野原の棚田	有田川町	杉野原	16.1ha	-	5〜8%	杉野原の棚田地域振興協議会	20	35	水稲	　旧清水町の東部、高野山を源流とする有田川沿いに農村集落や開墾された棚田が拡がっている。昭和28年の紀州大水害では棚田のみならず集落の大半が大きな被害を受けたが、団結し復興を遂げてきた。このような営みにより自助・共助・公助の精神が育まれており、これまで中山間地域等直接支払や多面的機能支払を活用し、地域一体となった取り組みを継続してきた。令和になり施行された棚田地域振興法においても「杉野原の棚田」を含む旧安諦村が指定棚田地域の指定を受けるとともに、同法に基づく指定棚田地域振興協議会を設立、指定棚田地域振興活動計画を策定し、棚田のみならず国指定重要無形民俗文化財「杉野原の御田舞」の保全・継承のほか農泊や体験による関係人口の創出、農業遺産システムの認定に向けた取り組みなど棚田を核とした地域の活性化に熱心に取り組んでいる。	有田川	土羽石積	「杉野原の御田舞」は、稲作の生産過程を模倣的に演じることによって、その年の豊穣を祈願する予祝行事であり、田楽より発達した田遊びの一種とみられ、江戸時代の台本の中には阿瀬川や地頭、本家、領家といった荘園時代の詞章が見られるため、その起源は室町時代にまで遡ると云われている。このことからこの地域の棚田が開発されたのは1500年代より以前と推察できる。
10	H29	上洞の棚田・段々畑	印南町	上洞	160a	34	5%	上洞棚田を守る会	12	7	水稲・千両	上洞地域では、中山間地域直接支払制度を活用した草刈り等の共同活動により、耕作放棄地増加を未然に防ぐとともに、水稲、千両、梅を栽培し、自然あふれる棚田の景観を保全している。また、奥真妻活々倶楽部を中心に、菊芋をスライスし乾燥させた菊芋チップス、真妻わさびを加えた金山寺味噌など、地元産の農産物の付加価値を高めた加工品の販売・製造に取り組んでいる。	切目川	石積	-
11	H26	龍神村下廣井原の棚田	田辺市	龍神村広井原	400a	112	1月17日	仮屋集落	14	14	水稲・ヤーコン	棚田保全、耕作放棄地の発生防止のため、中山間直接支払協定を締結し、将来にわたって持続的な農業生産活動ができるよう、共同活動の取り組みを行っている。また、健康食品であるヤーコンを転作により栽培し、産地化する取り組みも行われており、「健康のむら・龍神」として地域活性化を目指している。	谷水	石積	不明
12	H27	温川の棚田	田辺市	中辺路町温川	300a	100	13%	温川区	35	20	水稲	地域でブランド米「霧の精」の生産に取り組んでいる。化学肥料と農薬の使用を通常より半減して栽培する県の「特別栽培」の認証を受け自然乾燥させたもので、生産者１２名が毎年、勉強会や現地確認を実施し、品質確保に取り組むことにより、通常より高価格で販売されており、ＪＡと連携し生産者数を増加するよう活動している。また、稲わらを活用した「しめ縄」づくりが盛んで、直売所での販売や地域住民を対象としたしめ縄づくり体験による交流も行っている。	谷水	石積	不明
13	H26	小阪の棚田	那智勝浦町	小阪	169a	226	1月19日	棚田を守ろう会	20	2(非農家を含む協力は10数戸)	コシヒカリ	３０数年間耕作放棄されてきた田を平成16年に復田、翌年より地元有志による米作りを開始、現在に至る。溝普請、草刈・田植え・草取り・稲刈り・しめ縄づくりイベントを都市住民ともに実施している。	串の谷川	石積	不明
14	H27	南平野の棚田	那智勝浦町	南平野	450a	200	1/6.1	南平野区	11	11(非農家を含む協力は10数戸)	コシヒカリ	平成２３年の水害で、棚田内の水路が被害を受けたが、景観に配慮した石積みによる復旧工事が完了し、農業者だけでなく、地区住民の協力を得て、農地や水路の保全に取り組んでいる。棚田では水稲や特産のお茶のほか、ギンナンの利用を目的にイチョウも植栽され、秋には紅葉風景が広がる。また、地区の婦人会が、漬け物などの加工品について、お年寄りから知識や技術を伝承する活動を始めており、原材料となる野菜を遊休農地で栽培する取り組みを行っている。	井鹿川南平野川	石積	ー
